「No.26 ガレージ・ハウス2」

その名の通り、愛車を眺めて生活のできる家、という事で、リビングルームに隣接したビルトインガレージが中心の住宅です。 今回、構造や様々なご要望を考慮した結果、思い切ってビルトインガレージを建物の中心に配置する事にしました。 こうすることで、玄関や水回りをリビングからある程度離すことができ、また、廊下が回廊状になり、ストリップ階段を含む ギャラリー空間が創れました。 しかし、ビルトインガレージが住宅に内包される形となると、ガレージに光が入らず、リビングや回廊から見える愛車は 「真っ暗」ということに。 そこで、ガレージ上部をバルコニーとして屋外化し、そこに「ライトコア」と呼んでいる採光のための吹き抜けを3つ ランダムに立ち上げました。 この「ライトコア」内部にはそれぞれ違った彩色を施し、その内壁に反射した光が、ガレージ内部やその周囲の空間に 色とりどりの陽だまりをつくる演出を試みました。 また、1階の室内にいながらにして空を見上げることも可能。 ガレージを中心にして、内部空間は色や光が一体となった豊かな生活を演出してくれるはずです。
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