1棟1棟に構造計算をかけた耐震性に優れた基礎
タイセーハウジングの高耐震設計基礎は1棟1棟に耐震の設計をします。マニュアル化された基礎ではなく1棟1棟同じものはない、世界にたった1つの基礎です。
基礎幅は基本150mm。ただし構造計算により梁をつくらなければならない所は270mmになったり300mmの所があります。
これが耐震性に優れる理由です※ただし、一般的な基礎幅(仕様規定)では120mm。
当社の基礎幅は150mm
大空間のリビングで柱のスパンを飛ばす場合は地中梁を入れ、基礎幅が270mmになったり単独の壁をもたせる場合には300mmになったりします。
一定幅の基礎ではなく、間取りによって基礎を計算しているのでこのような地震に強い基礎になります。
鉄筋の間隔は基本200mmピッチ。だたし構造計算により100mmピッチの所もあれば、200mmピッチの所もあり耐震設計によります。
※ピッチが細かい方が優れています
鉄筋の太さは基本13mm。構造計算により10mmの所や16mmの所もあります。これも全て耐震の計算によって導かれています。
耐震設計により、地中梁が出てきた場合は下の写真のように鉄筋量の多さが一般的な基礎(仕様規定の基礎)より数倍多いです。
スラブの厚さは170mmです。スラブを厚くする事により基礎全体の強度が上がり、建物全体の荷重を均一に地盤に伝える事ができます。
直径12mmと直径16mmのアンカーボルトホールダウン金物も耐震設計により細かく配置していきます。一般的な住宅により多数使用します。
シロアリ対策として地面とベタ基礎の間に防湿シートを基礎全面に敷きます。
シロアリはコンクリート製のベタ基礎の下からでも侵入するので全面に敷くことで壁を作ります、シロアリが好む湿気が基礎の中に侵透しないように基礎の手前で遮断します。
タイセーハウジングでは全棟構造計算(許容応力度計算)を行っております。
許容応力度計算をかけると同時に基礎も精密な耐震計算をして家を建てます。
えっ!?
普通は基礎の計算はしないの??
はい、残念ながら・・・その都度、1棟1棟には基礎の計算はしません。
もともとあるマニュアル書に基づいて家を建てている住宅メーカーが多いのです。
下の図のように仕様規定の建築物は基礎の検討は仕様規定に基づいて性能表示計算の建築物でも基礎の検討はスパン表を用いての基礎構造となっています。
一方構造計算(許容応力度計算)をかけると1棟1棟に耐震設計をして精密に計算された基礎で家を建てなければなりません。
配筋量や基礎構造(地中梁)が1棟1棟違うので、その建物にあった基礎が出来上がります。
ゆえに精密かつ強固な基礎が出来上がるのです。
1棟1棟に精密な計算をかけ、基礎をつくるので当然マニュアル化は出来ません。
当社の基礎は長年熟練された技術を持った職人さんが作ってくれています。
そこにはお客様に対する強い想いや「いい家を建てる」というプライドが基礎に強く表れています。そして1棟1棟丁寧に仕上げます。
最高水準の技術を持った職人の技です。
大手ハウスビルダーや大手ハウスメーカーは大量受注大量生産をしなければならないので、このような基礎は不向きなのです。
このように構造計算(許容応力度計算)をかけ耐震計算を入れる事により、強固な基礎構造、強固な建物が出来上がります。