シロアリ防蟻処理

シロアリ対策

防蟻処理とは、住宅の土台や柱などにシロアリ被害を予防する効果のある薬剤を散布することです。
建築基準法では木造建築の地面から1メートル以内の部分(柱、筋交い、土台など)には、必要に応じて防蟻処理を行うことと義務つけられています。
防蟻処理は大きく分けて、2つあります。

ひとつは5年ごとに散布が必要で一番安価な『薬剤散布』です。
この薬剤は殺虫剤みたいなもので、防蟻処理が義務つけられているのでやっている程度で、体にもよくありませんし、5年ごとに散布をしなければいけません。

もうひとつは『ホウ酸処理』で、人間への毒性が低いホウ酸を使ったものになります。
タイセーハウジングでは防蟻処理をしなければいけない場合は、このホウ酸処理をオススメしています。

エコボロン認定施工店の認定証

タイセーハウジングは、ホウ酸処理の指定業者となっています。
防蟻処理について「義務じゃないの?」「必ずやらなければならないことじゃないの?」という声もありますが、工法によってやらなくても大丈夫な方法があります。
タイセーハウジングでは後々のメンテナンスも考え、このJOTO基礎パッキング工法というシロアリ最長30年保証の工法を採用しています。

【タイセーハウジング7つの保証】シロアリ最長30年保証

そもそもシロアリのことを考えた場合、シロアリが生息するところはジメジメしたところなど、シロアリが生息しやすい、もしくは発生しやすいところがあります。

シロアリ被害写真

この基礎パッキング工法は、そもそもシロアリが住みづらい工法となっているので、最長30年という長期の保証が可能です。

しかし、家にどれだけ防蟻処理をしていても、庭にシロアリが寄ってきやすいウッドチップや枕木などを置いていると、シロアリが来てしまいます。基礎周りに木材などシロアリが好むものを置かない、このことがよっぽどシロアリ対策になります。

また、全国ではシロアリ生息地域という、業者しか持っていないシロアリのブラックリスト、もしくはレッドゾーンというものが存在し、シロアリが生息している地域があります。その地域以外では、このJOTO基礎パッキング工法で全く問題がないのです。レッドゾーンの地域では、家ごとホウ酸処理を施すことをオススメしますが、このホウ酸も永遠にもつのではなく10年保証なので、10年後にはもう一度ホウ酸処理をする必要があります。

メンテナンスのことを考えた場合、以下のことが重要になります。
・シロアリの事を勉強し、シロアリの生息しない工法にする
・シロアリが好むものを家の回りに置かない
・適度に掃除をし、定期にシロアリチェックする

話は戻りますが、シロアリの防蟻処理を「しなければならない場合」があります。

例えば長期優良住宅を取得する場合、建設住宅性能保証を取得する場合、全館空調を使う場合など、防蟻処理をしなければ保証がおりなかったり、証明書が発行されない場合があります。その場合だけ防蟻処理を行うのです。

しかし、証明書を発行するためだけに防蟻処理を行うというような考えですと、体に悪い安価な殺虫剤を散布するといったことになりかねません。防蟻処理の内容自体もしっかり把握し、最適な防蟻処理を行うことが重要です。