ガス衣類乾燥機「乾太くん」の設置方法とは?
設置できる条件や費用、流れを解説

2026/1/31 公開

ガス衣類乾燥機「乾太くん」の設置方法とは?設置できる条件や費用、流れを解説

ガス衣類乾燥機「乾太くん」は、ガスの強い温風で衣類をスピーディーに乾かす人気商品です。6kgの洗濯物なら約60分、9kgなら約90分で乾燥できるため、家事の負担軽減につながります。本記事では、「乾太くん」を自宅に置くための条件や設置方法、費用の目安などを分かりやすく解説します。壁に穴を開けられないケースや、ガス栓がない住宅での対応策の他、利用に際しての注意点も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

【この記事で分かること】

  • 「乾太くん」を設置できる条件
  • 「乾太くん」の設置方法
  • 「乾太くん」の設置費用の目安

※「乾太くん」は東京ガス株式会社の登録商標です

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ガス衣類乾燥機「乾太くん」の設置条件

ガス衣類乾燥機「乾太くん」の設置条件

「乾太くん」を設置する際は、家事動線との相性だけではなく、設置条件を満たしているかを確認することが重要です。ガス契約の有無や、設置予定の場所にガス栓・コンセントがあるかによって、必要な工事内容が変わります。
また屋内では壁に穴を開けられるか、窓を利用できるかといった排湿方法に関する点、屋外では雨水の影響を受けない環境かどうかがポイントとなります。マンションの場合は管理組合のルールも要チェックです。ここでは、こうした「乾太くん」の設置条件について詳しく解説します。
なお、リンナイの公式サイトには「設置診断」コーナーもあります。いくつかの質問に答えるだけで自宅に設置できるかを簡単に確認できるのでおすすめです。

リンナイの設置診断はこちらから行えます。
置ける!? 乾太くん - リンナイ

① 都市ガスまたはプロパンガスを契約している

「乾太くん」を設置するには、都市ガスまたはプロパンガスの契約が必要です。都市ガスは配管がない地域では利用できないため、そのエリアではプロパンガスを利用します。オール電化住宅ではガス設備がないため追加工事が必要になりますが、ガスを導入すれば「乾太くん」の設置は可能です。まずはご自宅がどのガスを契約できるかを確認しておきましょう。

② 設置するスペースを確保できる

「乾太くん」を設置するには、本体を置けるスペースを確保する必要があります。サイズは機種によって異なり、例えば大容量9kgのデラックスタイプは、高さ67.1cm、幅65.3cm、奥行67.4cmとなっています。設置する際は左右と上部に3cm以上の空間がなければならず、造作棚などに設置する場合は60kg以上の耐荷重が必要です。

③ ガス栓とコンセントが設置場所にある

「乾太くん」を置きたいスペースには、ガス栓とコンセントが必須です。いずれかがない場合は、安全面も考慮して専門の業者に相談し、適切な位置に新設してもらう必要があります。

④ 【屋内】壁に穴を開けられる、もしくは設置場所に窓がある

屋内に「乾太くん」を設置する場合は、乾燥時に発生する湿気を室外に逃がすため、壁に直径10cm前後の穴を開けて排湿筒を通す必要があります。壁に穴を開けられない場合でも、近くに窓があれば専用の窓パネルを使って屋外に湿気を排出することが可能です。

⑤ 【屋外】雨や水がかからない

屋外に「乾太くん」を設置する場合は、本体に直接雨や水がかからないベランダや軒下などを選ぶ必要があります。風雨の影響を受けやすい場合は、専用の本体保護カバーを使用すると安心です。

⑥ その他マンション特有の条件

マンションに「乾太くん」を設置する場合は、戸建てとは異なる特有の条件があります。まず、リフォームが認められている分譲マンションであること、さらに大家さんや管理組合から事前に許可を得ることが必要です。避難通路をふさがないよう、設置場所にも注意しましょう。
分譲マンションでも、管理規約に沿った手続きが欠かせません。またオール電化のマンションでは原則として個別にガス契約を結べないため「乾太くん」は設置できません。

【場所別】「乾太くん」の設置方法

「乾太くん」は屋内と屋外のどちらにも設置できますが、場所によって工事内容や注意点が異なります。ここでは、それぞれの設置方法について詳しく解説します。

① 屋内

屋内に「乾太くん」を設置する場合は、まず湿気を外に放出するための俳湿筒を取り付けます。壁に穴を開ける方法と、窓パネルを利用する方法の2通りがあります。設置場所の構造に合わせた方法を選びましょう。
設置箇所にコンセントやガス栓がない場合は別途、増設工事が必要です。
また洗濯機の上に「乾太くん」を設置する場合は、専用台やオリジナル台など安定して置ける台を設置します。あらかじめ採寸を行い、台を設置するスペースがあるかを確認する必要があります。防火上、本体と壁との距離を一定間隔空ける必要があるので、こちらもよく確認しておきましょう。

② 屋外

「乾太くん」を屋外に置きたい場合は、雨水が直接かからない場所に設置しましょう。ベランダや軒下に設置する際は、排湿トップを取り付け、風雨対策が必要な場所では、専用の本体保護カバーの利用がおすすめです。

【オプション別】「乾太くん」の設置方法

「乾太くん」は設置状況に合わせて、専用台や造作棚といったオプションを使って置くことも可能です。代表的なオプション別の設置方法を紹介します。

① 専用台を使用する

「乾太くん」を設置する際は、専用台を利用する方法があります。専用台を使えば、上下の空間を有効活用でき、限られたスペースでも設置しやすくなります。製造元リンナイの純正台の他、リンナイが推奨する他社製の専用台もあり、種類が豊富です。
ここでは代表的な3商品を紹介します。設置場所や希望の高さに合わせて、公式サイトでサイズを確認したり、業者に相談したりして自宅の環境に合うタイプを選んでください。

リンナイ「乾太くん」専用台

リンナイ製の「乾太くん」専用台は、シンプルでどのような空間にもなじむデザインが特徴です。乾太くん全シリーズに対応しており、高さは約52〜150cmまで選べます。価格は税込みで19,800〜33,000円(税込)です。洗濯機より高い位置に設置する場合は「高タイプ」、低めでも良い場合は「中・低タイプ」がおすすめです。
※参考:リンナイホームページ.「ガス衣類乾燥機デラックスタイプ オプション品」(参照2025-11-13)

Fitrack 衣類乾燥機「乾太くん」専用台セットプラン

Fitrack(フィットラック)は、大阪の企業「藤山」が製造する壁面設置型のシステム収納シリーズで、専用レールやスリットを活用して空間を有効に使えるのが特徴です。「乾太くん」専用台セットプランでは、多彩なパーツを組み合わせて収納力と使いやすさを備えたオリジナル空間をつくれます。
壁一面当たり150kgの耐荷重があり、落下防止ストッパー付きで、乾燥中の振動にも安心して利用できる設計です。公式販売店では51,590円(税込)から販売されています。
※参考:STYX公式サイト「Fitrack 衣類乾燥機「乾太くん」専用台セットプラン」(参照 2025-11-13)

「乾太くん専用収納ユニット」

大阪の永大産業が展開する「乾太くん専用収納ユニット」は、従来のスチール製ラックに比べてデザイン性を重視し、木質素材を採用しているのが特徴です。キャビネットカラーは「乾太くん」と調和するホワイトとチャコールグレーがあります。2025年には「乾太くん」と洗濯機を上下に並べて収納できる縦置きタイプも発売されました。標準価格は58,630円~(税込)で、高さを調整できる特注タイプの価格は63,195円~(税込)です。
※参考:永大産業公式サイト「『乾太くん専用収納ユニット』に縦置きタイプを追加」(参照2025-11-13)

② 造作棚を使用する

造作棚を使って「乾太くん」を設置する方法もあります。造作棚なら、インテリアになじむおしゃれな空間に仕上げたり、家事動線を意識した使いやすい配置にしたりできます。ただし、耐荷重60kg以上で本体が安定して収まる棚にすることが必須です。落下防止など安全面にも配慮し、水平に設置できるかを確認しましょう。なお、屋内であれば床に直置きする方法も選択できます。

「乾太くん」の設置費用の目安

「乾太くん」の設置費用の目安

「乾太くん」を設置するには本体代金だけではなく、工事費やオプションの料金もかかります。設置に必要な主な費用の目安について詳しく解説します。

① 本体価格

「乾太くん」の本体価格は、容量や機能によって異なります。例えば、屋内用で乾燥容量9kgのデラックスタイプは246,400円(税込)、6kgのデラックスタイプは211,200円(税込)です。最も安いのは屋内・屋外兼用の3kgスタンダードタイプで、123,200円(税込)となっています。
乾燥容量や機能の違いにより使い勝手が変わるため、迷った場合はカタログで比較したり、業者に相談したりしてご家庭に合うモデルを選びましょう。
価格は2025年11月時点のメーカー希望小売価格です。
※参考:リンナイ公式サイト「ガス衣類乾燥機 乾太くん」(参照2025-11-13)

② 工事費用

「乾太くん」の設置には工事費がかかります。基本工事には、本体の取り付けや新規排湿筒工事、諸経費などが含まれます。設置場所の環境によっては、壁に穴を開ける作業やガス栓の増設といった追加工事が必要なこともあります。
費用は追加工事の有無で異なり、5~20万円ほどが一般的です。事前に見積りを取り、工事内容と費用を確認することをおすすめします。

③ オプション費

「乾太くん」には専用台や窓パネルセット、排湿筒の保護カバーといったオプションがあります。例えば、純正の専用台は高さ150cmで33,000円、窓パネルセットは23,100円です。設置場所や使い方に合わせて、必要なオプションを選びましょう。価格は2025年11月時点のメーカー希望小売価格です。
※参考:リンナイ公式サイト「トイレ・洗面・脱衣室」(参照2025-11-13)

「乾太くん」設置の流れ

「乾太くん」を設置する流れは次の通りです。

  1. 施工業者に相談し、機種を選ぶ
  2. 現場調査に来てもらい、見積りを依頼する
  3. 契約を結ぶ
  4. 設置工事

まずは施工業者に相談し、ご家庭の洗濯量や設置環境に合わせて機種を選びます。乾燥容量は3〜9kgまであり、静音や花粉ケア機能の有無によって価格が異なります。次に現場調査です。壁に穴を開けるか、ガス工事が必要かどうかなどを確認し、見積りを作成してもらいましょう。
内容に納得したら契約を結びます。施工業者の保証内容も忘れずに確認してください。設置工事は通常半日ほどで完了し、当日から使用できるようになります。

「乾太くん」に関する質問

最後に「乾太くん」の設置や使用時によく寄せられる質問をまとめました。条件や使い方の注意点を確認してください。

① ガス栓がなければ設置できませんか?

「乾太くん」を利用するにはガスが不可欠です。ご自宅の環境によってはガス栓がない場所でも、約半日で新たにガス栓を増設できます。マンションの管理規程などによりガスの増設が認められていないこともあるので、工事を検討する際には必ず管理者に確認を取りましょう。工事が終わればその日から「乾太くん」を使用できます。

② 乾燥できないものはありますか?

「乾太くん」では、火災の原因になるもの、衣類や機器を傷めるものは乾燥できません。例えば、油や薬品が付着した衣類は、発火の恐れがあるため使用禁止です。
絹やウールなどのデリケート素材は熱によって変色や型くずれを起こす可能性があるため、おすすめできません。また布団やのり付けした衣類は、フィルターの目詰まりや機器の故障につながる恐れがあります。素材や汚れの状態を確認し、取扱説明書に従って安全に使用しましょう。

「乾太くん」の設置条件はよく確認しよう

衣類を素早く乾燥できる「乾太くん」を設置するには、ガス契約や配置するスペース、排湿経路の確保などの条件を満たす必要があります。屋内外の環境やマンションの規約によっても設置方法は変わるため、事前の確認が大切です。本記事で紹介した設置のポイントを快適で安全な暮らしに役立ててください。
神奈川県厚木市や東京都世田谷区を拠点とするタイセーハウジングは、注文住宅750棟の実績を積み重ねてきた地域密着型の工務店です。家事の動線に配慮した住まいづくりはもちろん、土地探しから設計、施工、アフターフォローまでワンストップでサポートしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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