「No.38 インナーガーデンの家」

南側隣地との間にできた庭スペースを一部建物の外壁で囲み、 「インナーガーデン」としてプライベート空間を確保。 この建物のすべての窓がこの空間に面するように配置しています。 「インナーガーデン」がバッファーゾーンとなり、隣地や通りからの 視線を程よく緩衝する役割を果たしてくれます。 これにより、建物の中と外が曖昧になる空間が生まれ、光や風を取り込みやすく、 より豊かな室内空間をつくることが出来ます。 「大きな窓をつくっても結局カーテンを閉めっぱなし」、「1階の窓は通りから丸見えでほとんど開けられない・・・」といった、よく耳にする問題をシンプルに解決。 都市に住まう工夫が盛り込まれた住宅です。