小さな娘さんが楽しく住める住まいをつくりたいと考え、部屋が連続する間取りをご提案しました。 この家の居室は、必ず2か所以上の入口を持っています。部屋と部屋の間にはホールや物干しスペース、収納部屋といった「踊り場」的な空間が挿入されていて、扉を開けるごとに新しい空間が奥へ奥へと広がるつくりになっています。小さな娘さんは「左の扉」から入って、様々な部屋を潜り抜け、「右の扉」から出てくる、といった迷路遊びで楽しむことができるでしょう。また、それぞれの「踊り場」に与えられた機能も工夫されており、 突然の雨で取り込まれた洗濯物の一時物干し場でもある、リビングの上空を渡るブリッジや、内部の領域を2つの部屋が取り合うウォークインクローゼットなど、住みながら様々変化していく機能に溢れています。 外観のデザインはタイセーハウジングが得意とする「セル・デザイン」でシンプルに。 とても完成度の高い住宅ができました。 提案を受け入れて下さったお施主様に感謝します。